これにて、ゆるとの出会い、そして10年間でゆる体操と自分がどう人生と関わって来たかは、一旦終わりにします。
今回、赤裸々に自分に起きた状況を記したのには、原因不明で悩みアトピーで苦しむ方への一助になればという思いと、身体が固まるという事と病障との因果関係の実体験も1つの参考例として残すことは社会に有益だと思ったからです。
なお、重ねて言いますが、アトピーが良くなったというのは個人の感想です。
日本ゆる協会HPに「日本ゆる協会公認ゆる体操指導員資格は、病気・障害のある人に対しゆる体操を処方したり、病気・障害を治療する目的でゆる体操を指導することができる資格ではありません」とある通りです。
ア トピーが良くなったことは随分前から発信したい思いはありましたが、指導員という立場上、治療法になるとの誤解を招く恐れもあり控えていました。
しかし、ゆる体操もオープン化を迎え、新著「脳と体の疲れをとって健康になるゆる体操」が病障への期待を含む内容でもあることから、あくまで個人の感想ながらも、固まった身体をゆるめる結果、健康を増進し良くなる例もあると、お伝えしたかったことをご理解ください。
ちなみに、ゆる体操を始めてある程度回復した頃、大学時代の持ち帰った荷物をやっと整理する気力が出たので片付けていた所、チラシの裏に書いた自分の文字がありました。
「体がガチゴチで辛い」
自分ではいつ、そんなことを書いたのか全くもって覚えがありませんが、そこにはアトピーでの辛さとは違う悲痛な叫びが書いてあったのです。
きっと、その時ゆる体操教室へ通っていれば違った人生を歩んでいたのかも知れませんね。
最後になりますが、銀歯除去でアトピーが改善しなかったり、いま現在薬を一ヶ月ちょっと使い続けていますが、効き目が若干弱まっている傾向があり、このままですと効き目の強い薬にしていく可能性もありそうですが決して悲観はしていません。
再発した時は、今度こそダメかなと諦めていた部分もありますが、薬で冷静になれる時間を置けたお陰か、高岡先生のとある言葉が今まで以上に身にしみて実感出来ておりますので、その言葉を借りて締めさせていただきます。
『身体には希望がある』
最後まで読んでいただき有り難うございました。 2016.3.4